【開幕前半は内枠の逃げ先行馬が有利】
まだ馬が走っていない、開幕初日の芝コースは馬場差が少ないため、内外フラットな状態なので、特に枠順による有利不利はない。
※ただし例外もある、夏は芝生の成長が著しい時期なので、エアレーションやシャタリングの作業が積極的に行われている。
特に8月の小倉と9月の中山は、たとえ開幕週であっても差しが決まりやすいので注意したい。
【開幕中盤は外伸び外差し】
枠順や位置取りによる有利不利が小さくなり、徐々に力のある差し馬が台頭してくる。
中盤の荒れ具合は、それまでのコース取りや雨天開催の有無によって異なるため、一概には言えないが
特に重・不良での開催が続くと急に外側が伸びる場合もある。
【開幕後半は前残りに警戒】
近年の馬場傾向の面白いところは開催が進むにつれて、徐々に前が残る馬場になる特徴がある。
昔から「雨が降ると地固まる」とよく言われるが、馬場は踏み固められた状態で、そこに雨が降ると地面が締まりやすい傾向がある。
徐々に馬場が固く締まってくると、内と前が有利になっていくので、馬場傾向が変わってきたな?と思ったら、すぐに前残りに狙いを変えるようにしたい。
【差し馬場とは?】
近年は馬場整備技術の向上により、エアレーションやシャタリングが施され、柔らかくなった馬場では差しが決まりやすい。
同時に力も要るので、パワータイプの馬が好走しやすくなります。
特に夏以降の開催は顕著である。
【逃げ先行馬場とは?】
徐々に開催が進行していくと、馬場は踏み固められ、ところどころ芝の状態が悪化していく
そこに雨が降ると更に固く締まるので、逃げ先行馬が好走しやすくなります。
また、前が止まらない現象が多発するので注意したい。
一部例外もあるが、開幕週の馬場も同様の傾向になります。
0コメント